慢性膀胱炎でお悩みの方に・・・完治を目指すために治療法とは

一言で膀胱炎といっても様々な種類が存在します。しかし、それらを大きく2つに分類するならば、急性膀胱炎と慢性膀胱炎ということになるでしょう。ともに細菌による膀胱炎であるという点では同じなのですが、急激に症状が現れて、しかもそれが比較的重い症状であるものの、適切な治療によって早く治ることが多いのが急性膀胱炎であるのに対して、症状は軽いながらも、治療しても長引く傾向が強いのが慢性膀胱炎です。また、慢性膀胱炎は急性膀胱炎をきっかけに慢性化するものもあれば、何かしらの基礎疾患が原因となって膀胱炎を引き起こす、慢性複雑性膀胱炎と呼ばれるパターンなどがあります。

このように症状という点で見ても慢性膀胱炎は急性膀胱炎とは異なっているのですが、医学的に見ても違いがあります。病院を受診した場合に、必ず尿検査が行われます。この際、急性膀胱炎の場合は赤血球が通常よりも多くなる傾向がありますが、慢性膀胱炎の場合は慢性化した炎症を食い止めようと白血球が活発化するために、白血球の数値が上がりやすくなるのです。このように慢性膀胱炎は常に多くの細菌が膀胱内に存在するために、日常生活においてはあまり自覚症状がないものの、定期的に膀胱炎の症状が現れることがあるのが大きな特徴です。

また、急性膀胱炎の一種である慢性複雑性膀胱炎は膀胱結石や糖尿病、腫瘍などの病気が引き金となるものを言います。症状としては一般的な膀胱炎と同じく、頻尿や下腹部の痛みなどが挙げられますが、この場合は膀胱炎を治しても、原因となっている基礎疾患が治らなければ、何度も再発する可能性があるのです。

いずれにしても、間質性膀胱炎と呼ばれる膀胱炎を除いては、急性膀胱炎も慢性膀胱炎も細菌が原因となって発症します。そのため治療にあたっては細菌を減少させる効果がある抗菌剤や抗生物質が使用されます。慢性膀胱炎の場合は急性膀胱炎に比べて治療が長くなりますが、基礎疾患によって発症している場合を除けば、根気強く治療していくことがとても大切なのです。


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